サーフィンのフィールド海と波について
Webサーフィンスクール(知っておきたい基礎知識)第1章は、海と波について知ろう!
サーフィンのフィールドは海。そして、波がなければサーフィンになりません。
だから、海と波については、サーファーとして最初に知っておかなければならない基礎知識なんですね。
この章では、波が起きる理由や波の名称、そして海の危険性についても勉強しましょう!
どうして、波は起きるのでしょう?
太陽光線によって暖められた空気は上昇気流となり、上空に上がっていきます。
そして、太陽光線が弱い場所で冷やされ、地表に降りてきます。このように、地表の空気は常に対流し、風が起こります。
海面を風が走ると、その力によってさざ波が起きます。無数のさざ波が集まり、重なり合い、大きなうねりとなります。
うねりは、風に押され大地に近づいていきます。海岸に近付き、水深が浅くなるとうねりは大きくなり、トップから崩れ落ちます。
これが、波となるのです。
波は、海の向こうはるかかなたからやってくる、旅人なのです。
波の種類を理解しよう
皆さんは、波と言うとどんなイメージがありますか?
海の沖の海面が盛り上がり、波が岸の方に押し寄せ、最大に盛り上がった所から、一気に崩れ落ちる。 そんなイメージではないでしょうか?
確かにそのような波もあります。そのように一気に波全体が崩れ落ちる波を「ダンパー」と言います。
このダンパーの波は、サーフィンを楽しみにくい波なのです。
だから、ベテランサーファーは「あ~、あの波はダンパーだからだめだよ~」って言います。
でも、海に行ってよ~く波を見てください。一気に崩れ落ちるのではなく、波の片側から順番に崩れ落ちている波があるでしょう。
このように、片側から順番に崩れ落ちて行く波がサーフィンに適した波なのです。
片側から、崩れ落ちる波ということは、右側から崩れ落ちる波と、左側から崩れ落ちる波、二つあることは分かりますね?
左から右に崩れていく波を「グーフィーの波」あるいは「レフトの波」、右から左に崩れる波を「レギュラーの波」あるいは「ライトの波」といいます。
なぜ、グーフィーと言うのか?・・・理由はわかりません。でも、こういう風に言うと、なんかカッコいいでしょ!
波の各部分の名前を覚えよう
波には各部分呼び方があります。まず、この波の各部分の呼び方を知りましょう。
サーフィンをやらなくても、「あの波のスープの部分がさぁ~」なんて言うと、ちょっとかっこいいでしょ。
- ショルダー
-
波のうねりの部分の事をショルダーといいます。
この部分が段々立ち上がってきて、崩れ(ブレイク)て、白波になります。
初心者は難しいですが、このショルダーの部分から波に乗れると、カッコいいです。 - トップ
- 波がこれから崩れ始めようとするところ。
- ボトム
-
波の下の平らな部分のこと。
この部分でターンをするボトムターンはサーフィンの基本技術の一つです。 - フェイス
-
トップとボトムの間の斜面。
この部分はボードが滑りやすいので、加速したり、勢いをつけるのに使いますが、初心者がここに入ると波に巻かれることがあるので注意です。 - リップ
-
波が崩れ始め、ボトムまでの部分の事。
リップにはボードを折ってしまうほどのパワーを持った波もあるので要注意! - スープ
-
波が崩れ(ブレイクし)白い泡になっている部分。
波に押す力があるので、初心者はこの部分でまずはテイクオフ、まっすぐ進む練習をするといいでしょう。
ホレタ波?アツイ波?
サーファーの方の会話によく「ホレタ波」とか「アツイ波」という言葉が出てきます。
波のコンディションを表す言葉ですが、何のことなのか解説します。
- ホレタ波
-
サーフィンですべる部分(フェイス)がカールして、立ち上がっているような波を「掘れた波」と言います。
この波のフェイスはかなり斜度があり、ボードは一気に加速していきます。
心者には難しい波ですが、スピードも出やすいので、上級者には喜ばれます。
「あそこのポイントは、掘れた波が立つから、面白いぜ~」なんて風に使います。 - アツイ波
-
掘れた波の反対で、フェイスの立ち上がりが弱いため、斜度がなく、ボードのスピードが上がらない波の事を「厚い波」と言います。
初心者の練習に使う事はありますが、スピードが出ないので上級者は近寄りません。
「今日の波は厚い波ばっかで、サーフィンにならないよ」なんて風に使います。 - キレた波
-
波のピーク(一番高い部分)から、ショルダーにかけて、綺麗に崩れる(ブレイクする)波で、サーフィンをするのに最適な波です。
「今日の波はキレていて最高だったよ~」なんて使います。 - 速い波
-
波が崩れる(ブレイクする)のが早い波の事で、初級者~中級者には、難しい波です。
上級者になるとブレイクの速さに合わせてスピードを出すことができるので、楽しいという人もいます。 - チューブ
-
サーフィンをしない方でも、耳にした事はあると思います。
風や波のコンディションにより、波がカールして、チューブ状になっている事を言います。(上部の写真をご覧ください) 上級者はこのチューブの中を滑ったりしますが、初心者は近づかない方がいいでしょう。
で?サーフィンってどこを滑るの?
波について、説明して来ましたが、さて質問!
「サーフィンは、波のどの部分を滑るのでしょうか?」
ちょっと聞くと、すごくおかしな質問かもしれませんが、サーフィン初心者にとってすごく大事な質問なんですよ。
初心者が最初にサーフィンを習うときは、左の写真のように、波のスープの部分を滑ります。
この部分なら、波に押す力がありまっすぐに滑る事が簡単にできるのです。
スキーやスノーボードでいえば、緩斜面の直滑降と言ったところでしょうか?
もちろん、スープと言ってもサイズの大きな波のスープはかなり力があるので速度も上がり、サイズによっては危険な事もあります。
スープの部分でのサーフィンですが、沖から岸に向かって真っすぐ進むだけです。
当然、滑る距離も短いですし、技もできないのでつまらなくなってきます。
そこで、右の写真のように、片側から順番に崩れてくる波を利用して、横方向に滑って行くようになります。
これで、長時間のライディング(ロングライド)も可能になりますし、波のボトムやトップでのターンも可能になります。
初心者を卒業すると、乗る波が片側から順番に崩れる波に乗るようになります。
一気に崩れるダンパーな波は、横方向に滑っていくことができません。
だから、ベテランサーファーは「あ~、あの波はダンパーだからだめだよ~」って言います。
波のサイズはこう言おう!
サーフィンをするのに、波のサイズは大変重要です。
初心者が大きな波に入ったら危険ですし、小さな波は上級者にとってつまらなく感じます。
そこで、波の大きさ(サイズ)の表し方を説明します。
日本のサーファーは波の大きさを「腰」とか「胸」とか、体の部位までの高さで言います。
「今日の波は、胸くらいあるよ」なんて使い方をします。
しかし、身長150cmの人の胸の高さと2mの人の胸の高さとでは、全然違いますよね。
体の部位の高さで表現するのは日本人だけで、そのほかの国の人はft(フィート)で表現します。
1ft=30cmですので「今日は4ftの波だよ」って言われたら4×30cm=120cmの波と言う事になりますね。
120cmと言う事は、お腹ぐらいでしょうか?
「腹ぐらいの波なら、らくしょ~じゃ~ん」なんて、ビーチに行ったら、結構高い波でビビった!
なんて事があります。
実は、日本式の波の高さの計測方法と、外国式の方法では違うのです。
日本式は、岸から海を見て波のトップ(最上部)からボトム(最下部)までの高さを言います。
対して、外国式は沖から見て(波の背中を見て)トップから海面までの高さを言います。
波の掘れ具合(立ち具合)などの関係から、日本式は外国式より大きな表現となります。
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