海外旅行になれていない方にとって初めて泊まるホテルってちょっと不安ですよね。
「英語とかできないけど、ちゃんと受付とかできるかな?」
「もし、病気とかなったらどうしよう?コロナも怖いし」
「私、好き嫌いが激しいんだけど、食事が合わなかったらどうしよう?」
ホテルは旅行中もっとも長い時間滞在する場所ですから、しっかりと検討したいですね。
そんな不安がある方には、信頼の日系ブランド『ホテル・ニッコー・バリ ベノア ビーチ』をおススメします。
総支配人をはじめ日本人スタッフが常駐するホテルですから、言葉などの心配もなく、病気のケアや食事のフォローもバッチリ。初めてバリ島に行かれる方にぜひ泊まっていただきたいホテルです。
今回は、バリ島内50か所以上のホテルに宿泊経験を持つ、体験隊隊長が実際ホテルを訪れ確認してきた、お部屋や施設などを写真で紹介。
また、気になるお食事やコロナ対策についても詳しく解説します。
初めてのバリ島でホテルに不安がある方!
ぜひこちらのホテルに滞在し、心に残るバリ島旅行を楽しんでください。
本記事は、2021年5月の取材時の状況に基づいて書かれています。
ホテルのお部屋や施設をYouTube動画でご紹介しております。こちらも合わせてご覧いただけると、より具体的にイメージがわくと思います。
このホテルをおススメする5つの理由
海外のホテルはちょっと緊張するという方にホテル・ニッコー・バリ ベノア ビーチをおススメする5つの理由を説明します。
安心の日系ホテル
こちらのホテルは、ホテル名でわかる通り、ニッコー・ホテルズ・インターナショナルグループのホテルです。
総支配人をはじめ日本人スタッフが常駐していますから、言葉の心配はなし。
また、日本流のおもてなしの心が生きていますから、初めて訪れた異国のホテルでも、きっと国内旅行と同じように安心してくつろぐことができます。
病院と提携し、お客様の怪我・病気に即対応
ヌサドゥアエリアの24時間インターナショナルホスピタルBIMCと提携。
怪我やご病気のお客様には、病院での診察治療や往診の手配など素早い対応をサポートします。
BIMCには日本人のスタッフがおり、通訳もしてくれます。
さらに海外旅行保険やクレジットカード付帯保険も利用可能。万一の時には頼りになる病院です。
CHSE認定・万全の感染症対策
世界保健機構の安全基準とオークラニッコーホテルマネジメントガイドラインに準拠した清潔、健康、保健プログラム(CHSプログラム)に基づき、ホテルのお客様とスタッフの健康と安全を守ります。
また、ホテルおよびレストランは、インドネシア観光・創造経済省のCHSE認定を受けています。
CHSE認定とは?
インドネシア観光・創造経済省/観光・創造経済庁が推進する清潔、健康、安全、環境の持続可能性プロトコルを順守していることを認定する制度。
参考文献
>>観光・創造経済省が「インドネシア・ケア」健康プロトコルキャンペーンを実行開始
>>世界から再びビジターを迎えるためバリで新たな旅行の健康・安全プロトコルを実施
ホテルの各所では、感染対策の処置がとられ、またスタッフも感染症対策の勉強をしたり、提携先のBIMCからも指導を受けています。
お手頃価格の和食&イタリアンレストラン
バリ島に来たのなら、地元バリ島の料理を楽しみたい!
でも、香辛料やココナッツオイルをふんだんに使うバリ島料理が口に合わなかったら?
そんな時は、ホテル内のレストラン「渚」と「Giorgio」にお任せください。
渚はお手頃価格の日本食レストラン。
ホテルの日本食レストランと言ったら超高級イメージがありますよね。
でもこの渚は、日本人料理長による本格的日本食がお手頃価格で楽しめる居酒屋風レストラン。
日本食が恋しくなったら、是非お立ち寄りください。
イタリアンレストランGiorgioは、地の物を生かしたホームメイド料理が自慢。
イタリアンにバリ島のエッセンスを加えたオリジナルメニューがおいしいレストランです。
ちょうどよいサイズ感のビーチリゾート
ホテル・ニッコー・バリ ベノア ビーチは、全188室のリゾートホテル。ヌサドゥア内にある、他のリゾートホテルに比べ規模は小さい。
しかし、その分隅々まで楽しめるサイズ感。巨大リゾートとは違ったおもてなしが期待できますよね。
ホテル前のビーチも落ち着いた感じで、豪華さはありませんが、のんびりできる、ちょうどよいサイズ感のビーチリゾートです。
やっぱり、安心の日系ホテルというのが最大の魅力。それと、病気やけがの対応や感染症対策もしっかりしていて、安心して宿泊できますよね。
ホテルのお部屋紹介
それでは、気になるお部屋の紹介。
こちらのホテルは、ビーチに向かってカタカナの「コ」の字状の建物。
そこに9つのお部屋カテゴリーがありますが、今回はそのうち4つのカテゴリーのお部屋を見せていただきました。
デラックスルーム(Deluxe Room)
デラックスルームはビーチに向かって横向きの建物にあるお部屋です。
お部屋の広さは45㎡。定員は大人2名+子供2名もしくは大人3名(エクストラベット使用)
お部屋の広さや作りは同じですが、ビーチに近い部屋から
・デラックスオーシャン(ツイン10室・ダブル10室)
・デラックスガーデン(ツイン36室・ダブル16室)
・デラックスルーム(ツイン56室・ダブル36室)
にカテゴリーが分かれています。
それでは、お部屋の中を紹介します。
デラックスルームは、45㎡あるので、狭さは感じません。ベットの足元に、テーブルとイスのセットがあるので、こちらでテレビを見たり歓談したりできますね。
また、ちょっと見にくいですが、壁際には荷物置き場があり、スーツケースなどここで広げておけます。
ベットの横にはサイドテーブルがあり、コンセントも近くにあるので、スマホの充電もばっちりですね。
こちらはツインルームのベットです。友達同士でのご旅行の時は、ツインの方がいいですよね。
ガーデンビューのお部屋はテラスからの眺めはこちらのようになります。ちょっと離れていますが、ビーチを見ることもできますよ。
海に近いデラックスオーシャンですと、ビーチもよく見ることができますね。
壁に備え付けのクローゼット内には、ユカタ(ガウン)が人数分用意されています。また、電子ナンバー式のセーフティーボックス(金庫)も各部屋に備え付けられています。
電子ポットとコーヒー、紅茶セット。人数分準備されています。
洗面所にはミネラルウォーターが2本。毎日新しい物を補充してくれます。
アメニティーグッズの一部は、通常はお部屋にはおいておかず、お客様のリクエストによって、お部屋係がお持ちします。これは、感染症対策の一環で、衛生管理の面からそうしているそうです。
ちょっと面倒ですが、ご理解、ご協力願います。
ホテル・ニッコー・バリ ベノア ビーチは、全室バスタブ付きです。これって、日本人からしたら、すごくうれしいポイントですね。(在住者は特に嬉しいです)
バスタブとは他にシャワーブースがあります。ただし、シャワーヘッドは固定式になります。
以上がスタンダードタイプのデラックスルームになります。スタンダードタイプでも45㎡あるので、お子様連れでも狭いという感じはしません。
オーシャンビュースイート(Ocean View Suite)
オーシャンビュースイートは、コの字型の突き当り部で、海を真正面に見た位置にあります。
お部屋の広さは87㎡。定員は大人2名+子供3名もしくは大人4名。
ダブルのお部屋が全部で4部屋あります。
ベットルームとリビングがあるスイートで、かなり広いお部屋です。
ベットはダブルになります。オーシャンビュースイートにはツインのお部屋はありません。
リビングも大変広いスペースです。
ベットサイドからテラスを通して、ビーチがよく見えます。部屋は東向きなので、綺麗な朝日が拝めますね。
テラスからの眺めはこんな感じ。オーシャンビューのお部屋は、プール、お庭の向こうにビーチという構成です。
スイートのお部屋のコーヒーはインスタントではなく、コーヒーマシーンとなります。
クローゼットには、ガウンやアイロン、金庫などが用意されています。
シンクはダブルシンク。すごく贅沢ですよね。
映画に出てきそうなバスタブですよね。バスタブ以外にシャワーブースもあります。
バスルームから、ベットルームを通して海が見えます。もちろん、ロールカーテンがありますから、降ろせばベットルームからバスルームは見えなくなりますよ。
さすがのオーシャンビュースイート。87㎡の広さという事ですが、もっと広く感じます。部屋から見えるビーチも素敵ですよね。
オーシャンフロントスイート(Ocean Front Suite)
オーシャンフロントスイートは、海に一番近い位置にあるお部屋。
お部屋の広さは86㎡。定員は大人2名。
全てダブルのお部屋で全8室あります。
オーシャンフロントスイートは、オーシャンビュースイートとほぼ同じ広さですが、最も海に近い場所のお部屋ですので、よりビーチを感じることができます。
リビングも広々!さすが余裕の86㎡のお部屋ですね。
ベットは全てダブルになります。ツインのお部屋はございません。
ベットルームからガラス扉を介してテラスが見えます。広いお部屋がより広く見えますね。
テラスには、お昼寝ベットがありました。こんなところでお昼寝したら、極楽気分ですよね。
テラスからは、ビーチと海がよく見えます。さすが、オーシャンフロントだけのことはありますよね。
お部屋には、コーヒーメーカーがセットされていますので、いつでもフレッシュなコーヒーがいただけます。
洗面はバスルーム内にあります。もちろん、ダブルシンクです。
そしてこちらがバスルーム!どうですか、まるで1枚の絵画みたいじゃないですか。
海を見ながらお風呂だなんて、贅沢すぎますよね~
オーシャンフロントは、ホテル建屋の端のお部屋で、8室しかありません。しかも、上層階に行くほど海の眺めがよくなります。
ファミリースイート(Family Suite)
ファミリースイートは家族向けのスイートルーム。
お部屋の広さは106㎡。定員は大人2名+子供3名。
ダブルベット+子供用2段ベットのお部屋、2部屋です。
リビングとお子様用の2段ベットです。
お子様用2段ベットには最大3名様まで寝ることができます。
ベットルームには大人用のダブルベットがおかれています。ツインの設定はございません。
クローゼットには、お子様用のガウンやサンダルも用意しております。
バスルームの洗面台はダブルシンクになっています。
バスタブはこんな感じです。
お子様用のアヒルのおもちゃも用意してございます。
ファミリースイートは大人2名、子供3名まで利用できます。かなり広いお部屋ですので、1家族で使っても、狭さは全く感じないと思います。
気になるお食事
ホテル・ニッコー・バリ ベノア ビーチには、全部で4つのレストランがあります。
そのうち2つはウォークインのお客様もご利用できるダイニング。(2021年5月の状況)
せっかくのバリ島、インドネシア料理やバリ島料理もいいんですが、口に合わない、ちょっと香辛料がつらい、もうあきた、というお客様、ぜひこちらのレストランもご利用ください。
お手頃価格の居酒屋ダイニング渚
日本人料理長による、新鮮な素材を使った日本料理のダイニング。
魚は料理長自ら、ジンバランに行ってイキの良い物を仕入れているそうです。
日本料理と聞くと、お値段が気になりますが、こちらのメニューはどれもお手頃価格。高級日本食料理店というより、居酒屋といった料金体系です。
高級和食レストランではなく、気軽にご利用いただける居酒屋ダイニングがコンセプトです。
コロナ対策のため、テーブルの間隔をあけています。
鉄板焼きカウンターもあります。
渚弁当ディナー(Rp200.000 約1,600円)
お刺身用のお魚は料理長自ら、魚市場に行って仕入れてきているそうです。そのため、一部メニューについては前日までのご予約が必要です。(当日でもお楽しみ頂けるメニューもございます)
仕入れの状況によって、お料理の内容が変わることがあります。
ホームメイドイタリアンGiorgio
イタリアンレストランGiorgioの自慢は、地の素材をふんだんに使った手作り料理。
パスタももちろん、生地からすべて手作りのホームメイドイタリアンレストランです。
イタリアンレストランGiorgioは地の物を使ったホームメイドイタリアン料理が自慢です。
こちらのレストランも感染予防のためテーブルの間隔を広くしております。
天気の良い日などは、外のテラス席から夕日が見られます。
こちらは新作メニュー。
左がバナナ・フラワーとエビのサラダ( IDR90,000 約700円)。
右は5色の自家製パスタシーフードとトマトソース( IDR125,000 約1,000円)。
どちらのレストランも、お手頃価格。
ホテルのレストランだと、高いんじゃないかな?という心配はありませんよー
ホテルの施設紹介
玄関・フロント
重厚な感じのするエントランスです。入って正面が受付・フロントになります。
ホテルに到着したお客様はエントランス横の手洗い場で手洗いをお願いします。
玄関を入ると、体温計とサニタイザーがありますので、体温計測と手指の消毒をお願いします。
フロントにも、飛沫防止のためにプラスティック板の遮蔽が設置されています。
しっかりとコロナ対策がされていますね。さすがCHSE認定されているだけのことはあります。
プール・ビーチ
大人用のプールは中庭のメインプールになります。
メインプールは片側に砂を入れたラグーンプール。写真の奥に向かって深くなり、最も深い部分で1.85mほどあります。お子様は手前の浅い部分かキッズ用プールをご利用ください。
こちらがお子様用のキッズプールです。深さは85cmですので、小学校以上のお子様向けかな?
もっと小さいお子様はラグーンプールの砂が入っているところの方がおススメですね。
ビーチはプライベートビーチではございませんが、掃除や整備が行き届き、物売りなどは行ってきませんので、安心してお遊び頂けます。
バリ島のリゾートホテルと言ったら、やっぱりプールやビーチですよね。よく管理されたプール、ビーチですので、小さなお子様でも安心です。
スパ・ジム・キッズクラブ
スパ、ジム、キッズクラブについては、取材当日クローズしていたので、ホテルより頂いた写真で紹介します。
ビーチが見えるジムで、汗を流しましょう。宿泊のお客様は無料でご利用いただけます。
お子様用のキッズクラブです。
ご自由にご利用いただけますが、4歳未満のお子様には保護者様が付きそうか、子供たちだけでも安心できる年齢のお子様でご利用ください。
なお、ホテルには有料のベビーシッターサービスもありますので、ご利用をご検討される場合はホテルフロントにご相談ください。
フェイシャルやボディーマッサージ、ボディートリートメントを楽しむことができます。
メニューの詳細やご予約などはホテルフロントにお尋ねください。
感想とまとめ
率直な感想
今回、こちらのホテル・ニッコー・バリ ベノア ビーチを見学させていただき、以下のような感想を持ちました。
こじんまりとして、使いやすいホテル
ホテルは全188室と、バリ島ヌサドゥアのリゾートホテルの中では小さい方だと思います。
他にも、もっと客室が多い巨大リゾートといったホテルがたくさんあります。
しかし、規模が小さい分、スタッフとお客様の距離が近く、またスタッフの対応も事務的にならず暖かみを感じます。
ホテルの玄関からお部屋まで、あるいはお部屋からビーチまでもそれほど距離が無く、気軽にビーチやプールに行ったり、外出したりと、本当にちょうどよいサイズ感であると感じました。
建物はちょっと古いですが
ホテル・ニッコー・バリ ベノア ビーチのオープンは2018年と聞いていますが、ホテル建物はオープン以前に作られた物の様です。
もちろん、内部はしっかりと整備がされており、清潔感も十分ありました。
古い建物というと、マイナスイメージと捉えるかもしれませんが、実はバリ島では歴史あるホテルの方が好まれる傾向があるんですよ。
というのも、最近作られたホテルは、限られた土地に多くの客室を作るため、部屋が狭めに作られていたり、壁が薄いなんてこともあるんです。
ところが、以前に作られたホテルは、部屋が広く、壁も厚く、調度品も重厚で本当に贅沢な作りになっているんです。
最新のホテルではありませんが、歴史ある重厚で贅沢なホテルだと感じました。
スタッフのこだわりが感じられました
ホテルに働くスタッフに、ホテルや仕事に対する強いこだわりや自信を感じました。
まず、CHSE認定ホテルであるという事に対する自信と、お客様やスタッフの健康を守るという意気込みが感じられます。
そして、セキュリティーをはじめ、受付、レストラン、などすべてのスタッフから、仕事に対するこだわりやプロフェッショナルの心意気を強く感じました。
以上の事を通じ、バリ島を訪れるすべてのお客様に、安心しておススメできるホテルと思います。
ホテルデーター
ホテル名:ホテル・ニッコー・バリ ベノア ビーチ/Hotel Nikko Bali Benoa Beach
住所:JL. Pratama No. 68X, Tanjung Benoa Nusa Dua 80363 Bali – Indonesia
電話番号:+62 361 773 577
公式Webサイト(英語):https://hotelnikkobali-benoabeach.com/
公式Webサイト(日本語):https://www.okura-nikko.com/ja/indonesia/bali/hotel-nikko-bali-benoa-beach/
建物:地上4階建て
部屋数:ツインルーム102室/ダブルルーム86室
チェックイン:14:00
チェックアウト:12:00