SOBEKアユン川ラフティング体験記

バリ島の人気アクティビティと言えばラフティングです。
ラフティングは、4~6人乗りのゴムボートで行う川下り。
バリ島では、ウブドの西にあるアユン川と、アグン山のふもとのトラガワジャ川が有名です。

今回は、人気のアクティビティ会社SOBEK(ソベック)のアユン川ラフティングに参加してきました。
アユン川はそれほど流れも急ではなく、ビギナーでも楽しめる人気の川。
約2時間の楽しいラフティング、写真や動画でご紹介していきます。

受付~準備

SOBEKアユン川ラフティングのスタートポイントはウブドの西北、パヤンガンという村になります。
ウブドからは車で約30分。
私は自分のバイクで行きましたが、送迎サービスをご利用されるのがいいかと思います。

こちらがスタートポイント。
自然たっぷりの気持ちがいい場所です。

スタートピントについたら、まず受付を済ませます。

受付で予約代表者の名前を言えば、こちらの予約表が提示させられますので、人数などを確認し、料金の支払いとサインをしてください。

予約表の裏が保険の確認書になっていますので、こちらにもサインをお願いします。
サインはグループ代表者だけで結構です。

SOBEKのラフティングは7歳から64歳までが参加可能となっていますが、これは保険の関係からです。
7歳未満、65歳以上でも参加できますが、保険適応外となってしまいます。
保険適応外の連例の方が参加される場合は、別途同意書にサインをしていただきます。(事故があっても保険が適応されない事についての同意です)

受付が終わったら、着替えなどの準備をします。

更衣室はなく、こちらのトイレ内で着替えていただきます。
トイレ内はそれほど広くないので、あらかじめホテルで着替えを済ませてくるのがよいでしょう。
ラフティングの時の服装は

  • 水着の上に濡れてもよいTシャツと短パン
  • 足元はストラップ付のサンダルか、濡れてもよいシューズ
  • ビーチサンダルやヒール付きの履物はお勧めできません
  • 眼鏡をしていても大丈夫ですが、念のため眼鏡バンドをした方がいいでしょう

それと持ち物ですが

  • 着替え
  • カメラ(できれば防水が望ましいです)
  • お金
  • 虫よけ、日焼け止め

他の方の準備ができるまで、こちらでお待ちください

無料のアイスレモンティーがありますので、ご自由にお飲みください

各国の言葉で書かれた案内があります。
この後の、ガイドさんのレクチャーでも同じ説明をしますが、時間に余裕があれば一度目を通しておくといいでしょう。

ガイドさんが大きなバックを持ってきますので、着替えなどはこの中に入れます。
全員の荷物が入れ終わったら、ガイドさんがカギをかけて、車でフィニッシュポイントまでもっていきます。

貴重品やスマホなどはこちらの防水バックに入れます。
防水バックは1グループに1つ割り当てられ、ラフティング中はガイドさんがまとめて預かります。

ここで、ラフティングのボートの人数について説明します。

1つのボートには4~5名(ガイドさんを除く)が乗船します。
1ボートに1予約グループが理想ですが、人数の関係で、他のグループのお客様も同乗することがあります。
また、1つのボートには、なるべく同じ国の方が乗るように調整しますが、うまく調整できない場合もございますので、ご了承願います。
ガイドさんは1ボートに1名つきます。

着替えなど預け荷物は1ボートで1つのバックに入れてフィニッシュポイントに運びます。
貴重品などを入れる防水バックは1グループに1バックになります。
ラフティング中はガイドさんが防水バックを集めて大きな防水バックに入れ、保管します。

ラフティング中は2~3ボートで1つのチームを作り、チーム単位でスタートしていきます。
ですので、自分たちのグループやボートの準備ができても、他のボートのメンバーが揃うまで、ちょっとお待ちいただくことがあります。

荷物を預けたら、ライフジャケット、ヘルメット、オールを受け取ります。
ライフジャケットやヘルメットにはサイズがあるので、自分に会ったサイズをガイドさんが選んでくれます。
ヘルメット類は、どれもきれいでカビや異臭はしませんでした。

他のボートのメンバーも併せてチーム単位でガイドさんの説明を聞きます。
ここでは、オールの使い方や、ボートから落ちた時の対応などについて説明があります。
説明は、メンバーに合わせた言葉で行います。
メンバーに日本人が多い場合は日本語でも説明しますが、基本的に英語での説明になる事が多いようです。

ラフティングスタート~フィニッシュ

説明が終わったら、いよいよラフティングスタートです。

チームでまとまって、川まで移動します。
受付のあった場所からスタートポイントまでは約500段の階段を下りていきます。
オールを杖代わりにして、ゆっくりと降りていきます。

10分ほど下ると、川岸に出ます。
ボートはすでに用意されているので、ボートごとに分かれて乗船します。

全員乗船したら、チームごとにスタートしていきます。
ラフティング中の様子は動画でご覧ください。

ラフティングは約2時間かけて川を下りますが、その中間地点あたりに休憩ポイントがあります。

休憩ポイントでは、村の方がジュースなどを売っています。
この売店は地域の村の方が運営しており、SOBEK等ラフティング会社とは関係ありません。

ガイドさんに預けた防水バックを受け取り、ジュースを買ったり、スマホで記念撮影して過ごしましょう。

10分ほど休憩したら、出発です。
後半は、アユン川沿いのホテルなどを見ながら下っていきます。
川の流れがゆったりしてきたら、フィニッシュポイントです。

ラフティングフィニッシュ~ランチ

フィニッシュポイントでボートを降り、ライフジャケット、ヘルメット、オールを返してラフティングは終了です。

フィニッシュポイントには、暖かいジンジャーティーがあります。
南国バリ島とは言え、2時間近くも川の上にいたら体が冷えてしまいます。
暖かいジンジャーティーがうれしいです。

一息ついたら、200段の階段を上って、川から上がります。
200段と言っても、途中平らな場所もあるので、ゆっくり登ればそれほどきつくはありませんよ。

階段を上り終えると、道路に出ます。
道路を50m程度歩いて、ゴール地点に向かいます。

こちらがゴールのSOBEK社レストランです

お疲れ様でした。

スタートポイントで預けた着替えなどの荷物を受け取りシャワーです。
シャワーはちゃんとお湯が出て、液体せっけんもありました。
ただ、シャンプーなどはないので、かるく浴びる程度になりますね。

シャワーブースは11室ありました。
また、入り口でバスタオルを貸してくれますので、タオル類の持ち込みは不要ですね。

ラフティング中の写真販売もしています。
CD-RomでRp200,000
メモリーカードでRp300,000
フラッシュメモリーでRp350,000 となります。

レストランで食事となります

食事はインドネシア料理のビュッフェとなります。

今回はこんな感じです。
ごはん、ポテトサラダ、野菜炒め、卵焼き、コロッケ、焼きそば、サテ(鶏のつくね串焼き)、それと中華風のスープでした。
味付けは辛くないです。

デザートがフルーツとバリ島の伝統菓子そしてコーヒー(または紅茶)となります。
ジュースやビールもありますが、有料となります。

ランチを頂いて、すべて終了です。
送迎サービスご利用のお客様はホテルまでお送りします。

まとめ

それでは、最後に何点か注意事項をお伝えします。

<カメラについて>
ラフティング中は水に濡れますので、カメラやスマホは防水バックの中にしまっておき、休憩ポイントで記念撮影などにご利用ください。
防水性のあるカメラでしたら、ラフティング時に撮影も可能ですが、故障などの補償はありません。
また、ラフティング中はパドル操作が忙しいので、落ち着いて写真を撮るのは難しいです。
Go-Proなどで動画撮影される方は、カメラの固定はご自身で行ってください。
固定用のブラケットなどはございません。

<パスポートについて>
アクティビティの受付等はパスポートは必要ありません。
ただし、万一怪我などされ、病院に行った場合、パスポート番号などが必要になる事がございます。
ですので、念のためパスポートのデータ面(顔写真の写っている面)のコピーをお持ちいただくことをおススメします。

<階段について>
ラフティングをするアユン川は、深い渓谷を流れる川です。
そのため、行きに500段くだり、帰りは200段ののぼり階段がございます。
履物はかかとストラップ付のサンダルや運動靴をおススメします。
ビーチサンダルは脱げやすいので、できたら避けたほうがいいでしょう。

<ラフティング中のパドル操作>
ラフティング中は、メンバー全員が力を合わせて、パドルを漕いでボートの操作をしていただきます。
ガイドが「前漕ぎ」「後ろ漕ぎ」と合図をしますので、それに合わせてパドルを漕いでください。
パドル操作の必要がないところでは「リラーックス」と声を掛けますので、リラックスして川下りをお楽しみください。

<送迎について>
送迎は他のお客様も同乗する混載車での送迎となります。
そのため、送迎ルート以外での降車については他のお客様のご迷惑になるのでお断りさせていただいております。
ラフティング終了後、ウブドに行きたいなど、別行動がご希望の方は$25/車の追加料金で専用車を手配いたしますので、ご予約時にお申し出ください。

<ゴミなど>
アユン川は一見すると茶色く濁っているように見えますが、赤土が流れているため茶色いだけで、水はとてもきれいです。
また、お客様が不快にならないように、毎日ガイドたちが川の清掃を行っています。
ラフティング中は、一切のゴミは目に入りませんでした。
美しいアユン川を守るため、お客様もペットボトルなどのゴミを捨てないよう、お願いいたします。

今回体験したアユン川ラフティングの詳細・予約は
ソベック社ラフティングの予約、手配なら | バリ島旅行.com