9月11日よりバリ州は海外からの観光客受け入れを計画していましたが、インドネシア共和国中央政府の年内外国人受け入れ停止の決定を受け、年内の外国人観光客受け入れを断念いたしました。
年内は日本からバリ島に行けないのでしょうか?
はい、2020年末までは、外国人観光客の入国受け入れは行わないとの方針です。
具体的には
- ビザ免除制度の一時中止
- VOAをはじめとするビザの発給停止
という措置となります。
新規のビザが発給されないため、外国人はバリ島をはじめとするインドネシア国内にはトランジットも含め入国できないとなっております。
バリ島在住者はどうなるのか?
VOAビザ、ソシアルビザにてバリ島に滞在中の外国人は、コロナウィルスによるパンデミックが収まるまで、滞在期間の延長申請が可能となっております。
また、有効期限内のKITAS,KITAPを所持している外国人も期限内であれば滞在および延長申請が可能となっております。
すでに規定延長回数を満了しているKITAS,KITAP所持者については、滞在有効期限が切れる前までに国外退去をしなくてはいけないとなっております。
外国人は全くバリ島に渡航できないのか?
有効なビザまたはKITAS,KITAPを所持している外国人なら、インドネシア人と同じ条件での入国が認められております。
いつからバリ島に行けるようになるのか
現段階では2020年いっぱいは外国人のビザ発給は停止するとの方針が出されております。
では、2021年になればビザ発給が再開され外国人の渡航が許可されるのかというと、それは確定しておりません。
コロナウィルスのパンデミックが収まれば、2021年からの渡航は可能となりますが、収まらなければ、渡航停止期間が延びることが予想できます。
また、日本国外務省もインドネシアをはじめ多くの国に対し、渡航中止勧告(渡航はやめてください・レベル3)を出しております。
インドネシア側が外国人受け入れを開始したとしても、日本側の安全レベルが引き下げられない限りは渡航はできません。